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整理ぎらいさんこの指と〜まれ
(10)
整理と
人間関係の
マイナス面
 ==================▼今日の一口メモ▼==================

「家が片付いてないからお友達にも来てもらえない」
そう思ってる人、けっこう多いんじゃないでしょうか?
整理と人間関係・・・これって、けっこう無視できない部分が
あるかも知れませんよ!
今日は、「ためにならない」メルマガかも?(苦笑)
少し痛〜い刺激を与えるためにも、整理できない事のマイナス面を考えてみましょう。

●まずは、今まで何度も繰り返してきた当然の事柄
 ▽時間と労力がかかる
  ・何かをしようとする度に、モノを片付けないと取り掛かる事ができない。
  ・何かをしようとすると、あちこちからモノを集めて来なくてはならない。
  ・モノの出し入れに時間がかかる。
  ・探し物が多い。

 ▽空間の無駄遣い
  ・いらないモノが多い。
  ・ゆとりのスペースがなくなる。

 ↓ ↓ ↓
●悪循環に陥る
 ▽片付けにくい。
 ↓
 ▽掃除がしにくい。
 ↓
 ▽何から手を付けていいか分からなくなる。
 ↓
 ▽ますます整理も整頓も掃除もできなくなる。

●人間関係へのマイナス
 ▽友達を招くことができない。

 ▽立ち寄ってくれた人を中に入れることができない。

 ▽家族との関係
  ・自分の部屋の埃を共有部分に運ぶ。
  ・共有部分にまで、私物が置きっぱなしになって片付かない。
  ・言われる側だけでなく、言う側も不愉快。
  ・夫婦や嫁姑などの場合、心に思っていても言わずに我慢して、何かの時に、
   それが引き金になって爆発する可能性がある。
  ・子育ての場では、自分の習慣が引き継がれる。

 ▽職場の仲間に不快感を与える。
  ・注意されれば、腹が立ったり傷付いたりする。
  ・正面きって言われなくても、思われているかも知れない。
  ・他の人の仕事にまで迷惑をかけているかも知れない。
  ・職場全体のイメージまで損なっているかも知れない。
  ・共有部分まで、整理の邪魔をしているかも知れない。

  本人は気づいていないことが多く、気付いていても「これが私の仕事の
  しかた」と開き直っていることもある。
  しかし客観的に見れば、人に不快感を与えるばかりでなく、社内的にも
  対外的にも、マイナス要素となっている可能性がある。

 ▽他人からの印象が悪くなる
  ・家に招くことができないため、友達関係に悪い影響を与える。
  ・外出準備などに時間がかかり、出勤や約束に遅刻してしまう。
  ・借りたものなどを返し忘れたり紛失してしまう。
  ↓
  ・だらしないという印象を持たれてしまう。
  ・時として、偏見に繋がることもある。

 ↓ ↓ ↓
●心身への影響に発展
 ▽不潔になる。
  特にキッチンやダイニング、冷蔵庫などは、直接からだに影響する。

 ▽埃がアレルギーを引き起こす原因となる。

 ▽ゆとりがなくなる→イライラする。集中力がなくなる。

 ▽自分自身にも、周囲にもストレスを与える。

 ▽自己嫌悪に陥る。

 ↓ ↓ ↓
●ひどい場合は、自律神経失調症などにも。
 さらに人間関係の悪化につながる可能性も。

●他人は、口に出して言ってくれないもの
 整理整頓などを、口うるさく言ってくれるのは家族だけ。
 他人の場合は、どんなに親しい間柄でも、まず言ってくれない。
 言われないから大丈夫と思うのは楽観的すぎる。
 もしもそれとなく、ほのめかされたりした経験があったとしたら、それは、
 かなりの赤信号と受けとめて間違いない。

♪♪♪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

フゥ〜 今日の原稿書いていて、我ながらウンザリしちゃいました。
日頃、プラス思考をモットーとして生きている私が、ここまでマイナス思考の
原稿を書くと、これだけでストレスが溜まってしまいます。
でもね、乱雑に散らかった空間というのは、事実、人間の落ち着きや集中力を
なくし、ストレスを生じさせるものなんですって。
知らず知らずに、家族や人に迷惑をかけていないだろうか、ストレスを与えて
いないだろうか・・・
せめてそれだけは考える心配りを持ちたいですね。
お部屋の整理整頓=心の整理整頓かも?    
(11)
整理
つれづれ思考
 ==================▼今日の一口メモ▼==================

前回の超マイナス思考のメルマガが、意外にも大反響!
(ご覧になっていない方は、こちらからどうぞ)
感想を下さった皆さん、ありがとうございました。
お一人お一人にお返事差し上げることはできませんでしたが、ここで心よりの
お礼を申し上げます。
「ギクッ、私のこと?」「耳が痛〜い」「こうまで言われては・・・」
「キチンとした人には大袈裟と思われる内容かも知れないけど、私には、まさに
その通りです」などなど。
皆さん、感じられることは共通みたいですよ。

しかししかし、ここでホッとしてはいけません!
なにしろ、このメルマガの指に止まっている方は「整理ぎらいさん」。
同病相憐れんでいても前進はない。(とうとう病気になっちゃった?)
落ち込む必要はありませんが、日々努力は必要って事ですね。

●日本人はモノ持ち
 日本の家庭の平均所有品目数をご存じですか?
 おおよそ800品目、別の調べでは1200品目とも言われています。
 これに対して、ヨーロッパでは600〜700品目なんですって。
 本当に良い物、大切な物だけを、子孫の代にまで引き継いで使う習慣のある
 ヨーロッパ諸国。
 建物や家具を考えても、なるほどとうなづけますね。
 オークションなるものが発達した所以でもあります。
 ブランド品も、元祖ヨーロッパでは、丈夫で精巧なものを一生使うという目的で
 作られたもの。決して流行を追うためのものではないのです。
 買う時は、家全体との調和や自分のライフスタイル、好み、価格などを熟慮し、
 徹底して調べた上で、眼鏡にかなったものだけを買う。
 そして、ムダなものは持たないシンプルライフ。
 考えさせられますね。

●生活習慣病
 戦後、日本は高度成長時代を迎え、生産して消費する事、つまり「使い捨てが
 美徳」という習慣に染まりました。
 食べ物が欧米型の高カロリー食に推移していったのと時を同じくする訳です。
 食生活が、成人病と言われる生活習慣病を増加させるとともに、日本の家庭の
 様子も、モノがあふれ、肥満の一途をたどりました。
 豊かな生活=健康な生活ではないということを、ここらへんで考えてみなくては
 なりませんね。

●一流の人・・・「あいさつと整理整頓」
 大変興味深いサイトを見つけました。
 http://homepage1.nifty.com/moritake/doutoku/itiryu.htm
 長沼健さんという日本サッカー協会のドンと言われている方が、優秀な
 サッカー選手になるための必要不可欠な要素は何か、子供達に質問をしました。
 体力・精神力・集中力・センス・根性・仲間・・・
 様々な答えが返ってきたけれど、絶対に必要不可欠なこととは、なんと
 「あいさつと整理整頓」のできる人なのだそうです。
 これが出来ない人は、絶対に優秀にはなれないと言い切られたのだそうです。
 子育て中の方、ご注意ください!

●「整理」と「整頓」
 「お客様が来られるから整理しなくちゃ」
 でも正しくは、「整頓」と「掃除」でしかないのでは?
 思い余って、お母さんやプロの手を借りて、一時的に綺麗になってもいずれは
 元の状態に戻ってしまうのではありませんか?
 整理というのは、自分自身にしか出来ない事。
 必要なものの順位、頻度、場所、不要なものは何か、そういった事を把握して
 いるのは、誰でもなく自分自身だけなんですものね。
 そして、それを継続していくのが、整頓と掃除です。

●整理のコツってなんだろう???
 このメルマガを発行して、二年が過ぎました。
 「コツ」「ヒント」というものを、私なりに探しての二年間でした。
 確かに「知ってて便利」な知識というのは、あると感じました。
 でも、それを実行するのは自分。継続するのも自分。
 そして、どんな便利な知識も、自分流にアレンジしてこそ、継続が可能
 なんだと、わが身に照らし合わせて感じるようになりました。

 メルマガ読者の方々の中にも「刺激を受けて、仕事から帰ってからの一定時間を
 整理に費やして、ずいぶんスッキリしました」というお便りを頂戴することも
 あれば、「なかなか実行できません」というお便りも頂きます。

 それでも、刺激を与え続けるという意味では、多少のお役に立っている
 のかなぁと思っています。
 テーマの性質上、時には、繰り返し書くこともあると思いますが、二週間に
 一度、うるさいオバサンからメールが来ると、笑って読んで頂ければ
 幸いです。
 実践的な知識と理論的な知識を、バランスを取って、これからもお届けして
 いこうと思います。
 「継続は力なり」・・・購読者の方にも、私にとっても。
 今後とも、どうかよろしくお願いいたします m(_ _)m
(12)
梅雨を迎えて
カビ対策
 ==================▼今日の一口メモ▼==================

さぁ、いよいよ梅雨ですね。
憂鬱な季節だからこそ、スッキリ乗り越えたいものです。
梅雨と言えばカビ・・・温度20〜30度、湿度70〜90%、それに栄養源、これらが
カビにとっては快適な条件。
カビをいかに制覇するか、今日はこれを中心にお話をしましょう。

●キッチン・冷蔵庫
 梅雨=食中毒の季節でもあります。
 冷蔵庫を過信してはいけません!
 野菜類も、今までの季節には考えられなかったほど、早くいたんでしまいます。
 ふと気づくと、カビが生えていた、野菜がヌルヌルになっていたなんて事の
 ないよう、庫内の整理整頓と掃除、くれぐれも気をつけたいもの。
 命にかかわること、せめてキッチンまわりだけは、整理ぎらいさんを返上
 しなくっちゃ!

 整理と掃除について詳しくは、バックナンバーをご覧ください。
 冷蔵庫の整理と収納−2
 冷蔵庫の掃除と整理−1

○バックナンバーと重複部分もありますが、とりあえずの要点を。

 ▽ともかく清潔にすることと湿気を最小限に!
  庫内は、汚れを取った後、消毒用エタノールで拭いて消毒を。

 ▽扉のゴムパッキン、黒くなっていませんか?
  これも汚れというよりもカビの可能性があります。
  しっかり拭いて、殺菌も忘れずに。
 ▽古い物ほど前に置いて、早く使う、早く食べる!
  献立予定を立てて、買い置きは最小限に。

 ▽家庭で冷凍した物は、早く使うのが原則(2週間以内を目処に)
  いつ冷凍したのか分からないものが残っていれば、この際、思いきって
  処分。

 ▽卵は、とがった方を下向きに。

 ▽ポテトサラダやサンドイッチなどの加工食品は、大腸菌が繁殖し易いので
 早く食べる。期限の過ぎたものは絶対に捨てること。

 ▽薬など小物を入れている場合は、適当な容器にまとめましょう。
  冷蔵庫が、単なるモノ入れと化さないように。

 ▽週に1度は、食品の点検をして、使い切りディを。

 ▽ジャムなどは、いつも清潔なスプーンを用いましょう。一度舐めたスプーンで、
  もう一度ジャムをすくうなんてことのないように。

 ▽カビの生えた食べ物や傷んだ野菜は、細菌の根源。
  まめにチェックすること。

〇キッチン
 ▽常に水を使う流し台は、食べ物や汁の飛沫が常にとぶもの。
  これらと水分が、カビにとっては心地よいのです。
  油や汁や食べ物の破片などが、できるだけ他のものに付着しないように、
  キッチン用品の置き場を考えて整頓しましょう。
  汚れた時は、早く拭き取ってしまうこと。
  後片付けの最後に、調理台の水分や汚れも、しっかり拭き取りましょう。

 ▽排水口、三角コーナーも汚れてます!
  まな板、布巾も、カビにとっての栄養はたっぷり。
  しっかり汚れを取ってから、漂白剤などで殺菌しましょう。
  漂白剤や排水口用洗剤のかわりに、お酢と重曹を使う方法もあります。
  排水口に、重曹を1/2カップ程入れた後、すぐにお酢を入れると泡が
  立ち始めるので、しばらく放置してから熱湯を流し込みます。
  この方法、材料が両方食品なので、漂白剤ってきつすぎて、ちょっとイヤだなと
  思う方にはピッタリですね。
  重曹は洗面の水垢取りなど汚れ落としに、お酢は排水口などの臭い取りにも
  有効です。

●押入れと寝具
 ▽寝具は、人間の体から出たタンパク質で、カビにとっての栄養たっぷり。
  これに水分が加われば、ますます好条件。
  梅雨の晴れ間には、ぜひ布団干しを!
  布団乾燥機をお持ちの方は、しっかり活用しましょう。

 ▽押入れは、カビ発生の多い場所です。
  湿度の低い日は、押入れの戸を開けておきましょう。
  また中にものを詰め込みすぎると、空気の流通が悪くなり、これもカビ発生の
  原因になります。
  できるだけ壁からすき間をあけて、ものを収納しましょう。

 ▽除湿機があれば除湿機で、なければ、時々、扇風機で風を送り込むだけでも
  空気が動いて効果があります。
  エアコンをかけている部屋でも、少々だらしないようですが、押し入れも
  涼しくしてあげるつもりで、戸をあけておきましょう。

 ▽羽毛布団と綿布団を比較すると、綿布団の方が湿気を出しにくいので、梅雨の
  晴れ間には、綿布団を優先的に干しましょう。
  10時〜14時頃が最適。できるだけ途中で裏返して両面を干すように
  します。

 ▽ベッドの場合も布団を敷きっぱなしにせず、時々椅子などに広げて、扇風機や
  エアコンなどで除湿しましょう。

●室内での物干し
 室内で洗濯物を干すと、イヤな臭いが気になります。
 これは、落としきれずに衣料に残ってしまった汚れそのものが酸化した腐敗臭と
 落としきれなかった汚れを栄養として菌が増殖することにより発生します。
 また、場合によっては、部屋の湿度を高めてしまい、部屋そのものカビの
 原因ともなりかねません。
 部屋干し用の洗剤なども市販されていますが、基本的に気をつける事を
 あげてみます。

 ▽お風呂の残り湯は使わない。
  汚れの元は、人間のタンパク質が主で、それが臭いの原因となるのでお風呂の
  残り湯を使うと、更にその原因を増やす可能性があります。
  部屋干しの場合は、もったいなくても水道水で。

 ▽汚れたまま長く置かず、まめに洗濯すること。

 ▽できるだけ丁寧に洗って、洗い終わったら、すぐに干すこと。

 ▽すすぎ後、熱めのお湯をかけてから脱水すると、乾燥を早める効果があるので、
  部屋干しの場合はオススメ。

 ▽すすぎの水に、お酢を少量落とすと、臭いが防げます。

 ▽風を通すように干しましょう。
  まずは干し物をつめ過ぎないこと、当然ですね。
  次に換気扇、扇風機、エアコンの送風や冷房、除湿機などを利用。
  ただし扇風機が有効なのは、最初の2時間程度だそうです。
  扇風機は空気を動かすだけなので、その後は、洗濯物の水分が部屋に
  放出されて、部屋の湿度が上がり、乾燥しにくくなるのです。

 ▼室内干しは部屋の湿度を高め、結露やカビの原因になることは否めません。
  しないに越したことはないのです。
  その場合、もう一つ別の場所に着目。
  それは意外にも浴室!
  浴室の床や壁は、他の室内に比べ、吸湿性が少ない材料が使われており、
  部屋が狭いので、換気扇を使えば湿気を効率よく排出できて、洗濯物の
  室内干しに適しているんですって。
  換気扇をまわすの、お忘れなく。

 ▼時間的に余裕があるなら、アイロン仕上げをおすすめします。
  6〜7割り方乾いた時点でOK。
  腋の下など、乾きにくい箇所はしっかりかけましょう。
  特に赤ちゃんのものなどは、高温殺菌の効果もあるので、ぜひ!

●浴室
 お風呂を使ったあとは、まず高温のシャワーで洗い流します。
 (もちろん火傷しない程度のお湯で)
 石鹸カスや、目に見えない垢など、カビの栄養源を流してしまいます。
 次に冷水シャワーで、浴室の温度を下げます。
 最後は一旦服を着てからでも、自分が使ったバスタオルで、水分を拭き取る
 余裕があったら完璧。
 窓をあけて、できるだけ長く換気扇をまわしておきましょう。

●下水管や外回り
 特に一戸建てのご家庭の場合など、ものすごい大雨が一時的に集中すると、
 常はなんともない下水の配水管があふれ出すなんてことも起こります。
 キッチン・風呂場・洗面所などの排水管に、パイプ洗浄剤で、詰まり防止対策を
 しておきましょう。
 また排水溝の蓋を開けることのできるお宅なら、覗いてみてチェックしておくと
 安心です。ヘドロが溜まっていることもありますよ。
 雨どい、側溝の清掃も大切です。

 玄関ポーチなどが、石やタイル貼りの家の場合、長雨が続くと、ヌルヌルと
 滑りやすくなることがあり危険です。これもカビかも?
 お天気の良い日に、デッキブラシなどで、しっかりお掃除しておきましょう。

●カビについて詳しいサイトを見つけました。
 http://www2.tokai.or.jp/earth-planner/
 健康とカビの関係など、とても興味深いサイトです。
(13)
冷凍食品と
ホーム
フリージング
 ==================▼今日の一口メモ▼==================

一人暮しの方や毎日買い物に行く暇のない方、セールで買い込んだり、ふいの
お客様が多い家庭など、ホームフリージングって、必要不可欠なものになって
いますね。
経済面、調理時間短縮の面からも、計画的に上手に活用したいもの。
また市販の冷凍食品も、お弁当などには重宝しますね。
そんな冷凍食品も、正しい保存や、冷凍庫の整理整頓ができてこそ、おいしく、
栄養価も高く食べることができるのですね。
今日は、冷凍食品について考えてみましょう。

●市販冷凍食品について

 ◇選び方
  〇一度解凍して再冷凍した時に霜はつくので、霜がついていないものを選ぶ。
  ただし野菜の場合は、多少霜がつきやすい。
  〇袋が破れたり、中身が砕けたりしていないもの。
  〇均一に、カチンカチンに凍っているもの。
  〇ショーケースの「ロードライン」というラインより下に商品がある事を
   確認する。このライン上を低温のエアカーテンが覆っているので、それより
   上に商品を積んでいる店は要注意。
  〇ショーケースの温度が、-18度以下であること。
  〇日本冷凍食品協会の定めた指導基準に適合した製品に付けられる認定証
   マークなど、包装上の表示がきちんとされているものを選ぶ。
   (「認定証」という文字が表示された円形マーク)
  〇賞味期限の確認。

 ◇持ち帰り時の注意
  〇冷凍食品は、他の買い物を済ませた後、一番最後に買う。
  〇1時間以上かかる場合は、保温バッグ、ドライアイス、クーラー
   ボックスなどを利用。用意のない場合は、買うのをあきらめる。
  〇短時間で帰れる場合は、新聞紙やタオルでくるんでも保温効果がある。
   冷凍食品どうし、隣り合わせで入れておくと互いに保温しあう。
   冷凍食品を囲むように、他の品物をまわりに入れる。

 ◇市販の冷凍食品のメリット
  〇価格が安い。
  〇低温で急速冷凍するので、栄養価が落ちにくい。
  〇調理が楽。
  〇小出しで少しずつ使える。
  〇保存料を使わずに食品の鮮度や栄養価を長期間保つ事ができる。

 ◇市販の冷凍食品のデメリット
  〇多くが輸入品であるが、検疫体制が充分ではなく、疑問がある。
   価格が安いのも、輸入品であるためとも思われる。
  〇日本で二次加工された場合、日本製と表示される。
  〇加工食品の場合、原材料の添加物については、表示を免除される制度がある。
  〇栄養価が落ちないと宣伝されているが、分析すると、生野菜よりかなり
   栄養価が落ちているというデータもある。
  〇旬の香りや、日本の家庭の味から遠ざかる。

●ホームフリージング
 ◇冷凍のコツ
  〇短時間・急速冷凍が、第一条件。
   冷蔵庫によって呼び方は異なるが、「急速冷凍ON」に。
  〇中まで素早く均一に冷凍するために、薄く小分けにする。
  〇金属は熱伝導性が高いので、金属トレイの上に載せて冷凍すると早く
   冷凍できる。(金属の天ぷらパッドを利用してもOK)
   上に保冷材を載せると、さらに早く冷凍できるとのこと。
   完全に冷凍できたら、金属トレイ以外の場所に移動しても大丈夫。

 ◇味や鮮度を保つために
  〇素材は、必ず新鮮なものを!
   お肉は買ってすぐに。野菜も新鮮なうちに。
   調理したものは、熱が取れたら仕度を始める。
  〇空気に触れると酸化が進むので、買った食品トレイのまま冷凍するのは
   避ける。ラップに包んだり、フリージングパックなどに入替えて、
   できるだけ空気を抜いて冷凍する。
  〇ラップからはみ出しているなど、絶対にないように。
   きちんと包んで、更にパックに入れる。
  〇ジッパー付きフリージングパックは、ジッパーを殆ど閉めてから最後に
   ストローで空気を抜くと真空状態に近くなる。
  〇水分は拭き取っておく。
   特に肉類などは、水分がついていると一緒に冷凍され、解凍した時に、
   うまみも一緒に逃げ出すしてしまう。
   余分な水分を吸収するため、スーパーで肉や魚の下に敷いてあるような
   シートも販売されているので、利用すればベスト。

●冷凍庫の整理
 ◇四角い形に冷凍する。立てて収納できるので見易く、物の下になって忘れる
  事が防げ、多く入れることもできる。
  立てて収納するには、ブックエンドの利用も。

 ◇同じ食品をいくつかに分けて冷凍する時は、同じ大きさにして、一つの袋に
  まとめると、収納しやすい。

 ◇新しいものは、奥へと入れる。

 ◇頻繁に使うものは、手前の分かりやすい場所に置く。

●冷凍食品を管理する

 ◇家庭の冷凍庫での保存は、食品にもよるが、1〜3ヶ月と考える。
  特にホームフリージングしたものは、1ヶ月以内に食べる。

 ◇市販の冷凍食品の場合の賞味期限は、未開封の場合と考える。
  開封後は、傷むことはなくとも、空気に触れて風味が損なわれるので、
  しっかり密封して、できるだけ早く食べる。

 ◇冷凍食品は、冷凍庫から出した後の傷みが極端に早いと考えた方が無難。
  すぐに食べ切ってしまうこと。
  〇冷凍する前に、家族の人数や、献立によって1回に使う量などを考えて、
   計画を立てて冷凍する。
  〇再冷凍は、組織が壊れてしまい、味や質の低下が避けられないので、
   絶対にしない。
  〇分包して一部だけ取り出して使う場合も、冷凍庫から出す時間は最低限に
   する。冷凍庫や冷蔵庫を開ければ、必ず庫内の温度が上がると意識する。

 ◇メモ
  〇内容、量、目的別などの表示を、必ずしておく。
   その時は分かるつもりでも、時間の経過と共に分からなくなる。
  〇探したりすることで、冷凍庫を開ける時間が長くなるのを防ぐ。
   置き忘れてしまうことを防止する。
   〇できたら冷凍食品カレンダーを作る。
   (1)メモのできるカレンダーを用意する。
   (2)冷凍した食品の保存期間の最長の日付けの箇所に記録する。
    (ホームフリージングの場合は、1ヶ月後の日付の箇所に)
   (3)その食品に番号をつけ、内容や量、目的などをカレンダーに記入して
    おけば、食品本体には、その数字だけ書いておけばよい。
   (4)保存期間や使い忘れが防げ、何があるかひと目で分かるので献立を
    立てるのにも便利。使い終わったらチェックしておく。

◆────────
次回は、食品別の冷凍法や解凍法、保存期間、使い方などをお届けしたいと
思います。
●今回、この原稿を書くにあたって、冷凍食品について調べてみて、あらためて
 いろいろと考えさせられました。
 日本人の食生活に、すっかり定着している市販の冷凍食品ですが、様々な
 問題を含んでいることを知りました。

 旬の野菜の季節感、調理をする台所の香り、特にお子さんをお持ちの
 ご家庭では、言葉だけでなく、五感が覚える家庭の温かさを大切にして
 頂きたいと願います。
 日常の積み重ねの中に、子供は親の生き方や愛情を感じるもの、それは、
 どんな言葉よりも大きいものかも知れません。

 私自身、子供のお弁当に冷凍食品を利用させて頂いたので、その便利さは
 身にしみて感じています。
 冷凍食品に頼るのではなく、うまく使いこなせる人になりたいですね。
(14)
食材別冷凍法
解凍法
調理のポイント
 ==================▼今日の一口メモ▼==================

今日は、食材別冷凍法、解凍法、調理のポイントについて。
前回のメルマガでも書きましたが、冷凍食品は永久に保存できるものではないと
いうことを、しっかりと胆に命じてくださいね。
少なくとも、今、冷凍庫に入ってるものの簡単なメモ程度は絶対に必要です。

また買う段階で、ただ漠然と買うのでなく、ある程度の調理目的を持って
買うようにしましょう。
冷凍前に目的に応じて小分けしたり、切ったり、下味をつけたりしておくと、使う
時には即調理で、とっても楽できるんですよね。
同時に使い忘れも防げます。

整理ぎらいさんの弱点の一つに、「今しか見えない」ということがあるような
気がします。
今、安いから買っておく。
今、面倒だから後でする。
安いからと買ったお肉をそのまま冷凍庫にポン。
いざ使う時には半分しかいらない、切るところまで解凍するためには時間も
かかるし、品質も劣化してしまいます。
残り半分は、明日も使わなくてはなんて、その時になってから、悩むんですよねぇ。
しかも明日になったら、赤〜い肉汁がイッパイ出ちゃって・・・。
ましてや、冷凍庫の隅っこに、すでに何を冷凍したのかさえ定かでない物体発見!
な〜んて、情けないですよぉ。

今手間をかけるか、後で手間をかけるかの違いだけ。
同じ時間をかけるのに、ホームフリージングについては、その時間の価値が全く
異ってくるんですよねぇ。
「買う=献立のイメージ→メモ・覚書き」、これを習慣つけましょう。

さて、私がホームフリージングで、特に重宝するのは、薬味野菜。
ネギやショウガ、青じそ、ニンニクなど、買う量に比べて使う量が少ないもの。
ネギなど、けっこう使ってるつもりだけど、気がつくと先っぽが萎れてしまってる。
ニンニクやショウガだって、そうそう毎日使うものではないですものね。
冷凍するようになってから、ムダが出ず、しかもすぐに使えるので、すごく便利だと
痛感しています。
ショウガは、一応保存期間1ヶ月としていますが、正直言うと、私はもっと長く
保存しています。
でも、あまりに長くなると、すりおろした時、スジばっかりになっちゃいますけど・・・。

また、乾物を冷凍庫で保存するのも、オススメ。
カンピョウ、切干大根、干し椎茸、海苔・・・けっこう湿気に弱く、変色して
しまいがち、冷凍保存で安心です。

皆さんも、ご家庭に合った方法で、ホームフリージングを活用してくださいね。

●食材別冷凍法、解凍法、保存期間などについては、
一覧表を作っていますのでご覧ください。
●冷凍の基本ポイント
 〇金属トレイの上で、急速冷凍。

 〇買ったままの食品トレイの状態では、冷凍しない。

 〇四角く、薄く、平らに、できるだけ空気に触れさせない。
  薄く平らにするのは、冷凍を早くするため。
  四角くするのは、冷凍後、フリージングパックに入れて、収納・整理しやすく
  するため。出来るだけ一目で分かるように!

 〇買いたて、作りたての新鮮なものであること。

 〇解凍してから切ろうとすると、完全に解凍しなくてはならず、組織が壊れ、
  液汁が出やすくなるので、冷凍前に切っておく。

 〇再冷凍は厳禁。
  味が落ちるだけでなく、衛生上でも問題。
  刺身など、冷凍を解凍して売っているものは、生で食べるだけに特に要注意!

●解凍の基本ポイント
 〇低温解凍:-5℃の低温(冷蔵庫)で、ゆっくり戻す。
  ▽最も一般的な方法。

         〇自然解凍:室温で戻す。
       (低温解凍を含めて言う場合もある)
  ▽室温にもよるが、夏場など早く解凍できる分、液汁が出易く、うまみが
   落ちる。

  ▽パンや納豆など、水分が少なく、そのまま食べるものには最適。

 〇液体中解凍:水に浸けたり、流水で解凍。
  ▽電子レンジは不向きなものを、急いで解凍したい時に。
   ただし、直接食品に水が触れないよう注意。

 〇砕氷中解凍:氷の中(0℃)で解凍。
  ▽氷の中に入れて解凍する方法。
   少し時間はかかるが、傷みにくい。

 〇急速解凍:電子レンジを使う。
  ▽完全に調理済みの惣菜などの場合、温めと同時に行なう。
  ▽かたまり肉などの半解凍。

  ▽調理前の食材は、半解凍(芯が堅く冷たい)で。
   解凍しすぎると劣化する。

 〇加熱解凍:冷凍のまま調理。
  ▽半調理済み食品や調理済み食品の場合に多い。
   ギョーザ、コロッケ、フライ、うどん、スープなど。

●冷凍に向かない食材

 〇水分の多いもの:
  ▽豆腐、こんにゃく、生卵、寒天など。

  ▽氷の結晶が組織を壊し、スカスカになって、元には戻らない。

     ▽生卵の白味はOK、黄身は堅く変質。
   殻のままでは、膨張して割れてしまう。

 〇繊維の多い野菜類:
  ▽大根、ごぼう、タケノコ、ふきなど

  ▽冷凍食品として売られているが、ホームフリージングでは無理

  ▽形のままのジャガイモ、サツマイモ(マッシュポテトは大丈夫)

 ○水分が抜けてしまう:
  ▽厚焼き玉子、ゆで卵、ちくわ、かまぼこ

 ○分離してしまうもの:
  ▽牛乳、生クリーム、マヨネーズ、マーガリン

  ▽ケーキの場合、スポンジは大丈夫、生クリームや果物はダメ。

 〇生野菜、生の果物も、基本的には冷凍は不適。
  ▽生野菜はベタベタに、果物は組織が壊れてしまう。

●冷凍を過信しない。
 食品が生きている限り、雑菌も生きています。
 冷凍食品を解凍しだした瞬間から、雑菌も活動を始めます。
 冷凍しない食品よりも、雑菌の繁殖力は強いくらいです。
 必ず、早く食べること、すごく大切なことです!
(15)
子育てと
子供部屋
 ==================▼今日の一口メモ▼==================

思春期の入り口に立ったばかりの子ども達の事件が次々と発生し、世の中を
震撼とさせていますね。
今日は、子どものしつけと切っても切り離せない「子ども部屋」について
考えてみましょう。
まずは幼年期、小学生時代にスポットを当ててみました。
子ども部屋の整理整頓については、バックナンバーでもお話しているので
ご覧ください。

《今回は本文中にちょっとCM入れさせて頂きました。 m(_ _)m 》

●年代別に考える
 子ども部屋は、幼年期、小学校時代、中高校時代、それ以降と分けて対応できる
 よう考えましょう。
 年代別に、子どもの環境の変化と共に、親が関わる度合いも、自然と変化して
 いきます。
 子育て真っ最中には、赤ちゃんが小学生になったり、小学生が大学に行く時など、
 考えられないほど先のように思えますが、意外と早く月日は経つものです。
 先を見越した子ども部屋を考えましょう。

 〇幼年期
 ◆日本の生活習慣とスキンシップ
  欧米では、赤ちゃんの時から子供を独立した部屋に住まわせるという習慣が、
  はるか昔から根付いていますが、日本では、まだまだ親も子も、不便であり
  不安に感じますね。
  これは単に住宅環境だけでなく、DNAに組み込まれた民族的本能みたいな
  ものが関係してるんじゃなかと、私は思っています。
  同時に、どちらかというとスキンシップの下手な日本人は、幼年期を一緒の
  部屋で過ごすことで、親子の触れ合いを満足させるという自然の摂理に
  叶ったことをしてるんじゃないでしょうか。

 ◆子どもスペース
  物心がつく頃から、一定のスペースを子どもの場所とするのはグッドアイデア。
  着替えやオモチャ箱を置いたり、幼稚園に行くようになれば、カバンや
  お道具箱も。
  成長に従って、少しずつ身の周りの整理整頓や清潔に対する認識をしつけて
  いきたいですね。
  いつも親の姿の見えるリビングの片隅などが最適。

   ◆この時期できる整理のしつけ

  ▽出し入れしやすいスペースと家具。

  ▽遊び感覚を忘れないで。

  ▽おもちゃ箱などは、軽いキャスター付きのものが良いでしょう。
   多くあるおもちゃを分類する習慣もつけて行きましょう。

  ▽特に毎日使う着替え類は、洗濯物の片付け、お風呂に入る時の支度を自分で
   させる。カゴなどで簡単にできることが大切。

  ▽カラーボックスの棚板を外して、突っ張りポールを取り付け、ハンガーに
   かけて収納、小さい子どもも背が届きますね。

  ▽できない時叱るよりも、できた時に褒める子育て。

  ▽無理なく、かと言って甘やかせない。さじ加減と習慣性が大切。

  ▽クシャクシャになるのは当然。手伝いをさせるのはしつけであって、親が
   楽をするためではありません。イライラしない、諦めない!

 ◆大人の生活への配慮を育てる
  大人の生活と子供の生活は違うという認識を、幼い頃から持たさせることも
  大切。
  たとえ眠くなくても、「これからはお父さんとお母さんの時間」と、メリハリを
  付け、家族生活に子どもなりの配慮を持たせるしつけを。
  幼い頃から家族にチヤホヤされ、大人と同じ生活をし、自分が家庭の中心で
  あると誤った認識を持ったまま子どもが成長しては大変!
  充分なスキンシップを持った上で、先に休ませる習慣を。

 〇小学校時代
 ◆変化に対応できる家具
  ▽入学と言えば、「ランドセル」「学習机」「独立した部屋」?
   でも学習机って、値段は高い、場所は取る、自由に使いこなせない、
   ともかく効率悪いぃ〜・・・(失敗経験者)
   ごく普通の、親自身が「自分が今使うなら欲しい」と思うような机、それも
   シンプルなものが一番!

  ▽あとは個別で、ラックやオープン棚、クローゼット、引き出しなど必要に
   応じて少しずつ買い足して行くといった考え方がベスト。
   上等のものはいらないと思います。あくまでも、成長に合わせて変化に
   対応できることを基本に購入しましょう。
   また、前もって整えすぎるのは考えもの。
   本棚ひとつでも、本好きな子どもとそうでない子どもでは、後々の収納量に
   大きな開きがあります。
   ある程度まではカラーボックスなどを活用して、本物の家具は、お子さんの
   個性が見えてきた時点で、部屋の大きさやレイアウト、収納量などを
   考え合わせて、購入する方が役立つ買い物ができます。
   (カラーボックスにピッタリなインカラーボックスもご活用下さい)

 ◆個室は、子どもが要求してから
  独立した部屋も、基本的には必要ないと思います。
  独立した自分の部屋に責任を持たせるって考えもわかりますが、部屋を
  与えられたから、整理整頓のできる子になるというものではありません。
  また勉強をよくする訳でもありません。
  居間の片隅や、空いている部屋の一部で充分。そこで整理整頓や勉強の習慣を
  つければ、どこででもできまます。
  部屋があっても、皆のいるリビングで宿題する子どもも多いはず。

  それよりも思春期への足がかりとして、この時期に家族との関わりを
  出来るだけ持って、人との関わりの中で生きていく事の大切さを植え付けて
  おく方が、ずっと大切。
  個室は、親が積極的に与えるよりも、子どもの要求を待って、更にしばらく
  待たせるくらいの時期が本当はベストではないでしょうか。
  きっと子どもは、個室を待ちこがれている間、自分のお城のイメージを楽しみ、
  与えられた時の感動も大きいのではないでしょうか。

 ◆この時期できる整理のしつけ
  ▽毎日使うもの、週に数回使うもの、時々使うもの、滅多に使わないもの、
   思い出の品などに、ものを分類して、それに従って入れる場所を工夫する
   ことを教える。

  ▽毎日使うもの「1」=すぐ取り出せる場所
   週に数回使うもの「2」=二度以下の手間で取り出せる場所
   時々使うもの「3」=三度以下の手間で取り出せる場所
   という具合に分類して、親はそれに合う収納用具を用意する。
   (机の上のブックエンドの本なら「1」の手間、引出しを開けるなら
   「2」の手間ですね)

  ▽子どもが学校の支度をしている時や、探し物をしている時などに「あれ、
   1さんがこんな所にあるよ。」「4さんがお家がないって泣いてる」って
   感じで、整理整頓できるといいですね。
   低学年の間なら、けっこう素直に乗って来るんじゃないかな?

  ▽タンスの中の収納も、徐々に子どもに責任を持たせましょう。
   (ただし、時々そっと点検してくださいね)
   入れる時に適当にすれば、出す時には下から引っ張り出したり、探さなくては
   ならない、下のものがシワになる・・・
   いざ着ようと、お気に入りのTシャツを出したらシワだらけ!
   ここで慌てて親がアイロンをかけたりしないで、シワのまま我慢するか、
   他のものを着ていくか。
   時には痛い目にあってこそ、子どもの頭に焼きつきます。
   体験させることです!

  ▽子どもにばかり整理整頓を言っても、親が学校からのプリントをどこに
   片付けたかと探しまわったり、紛失したりしては大変。
   不要なものは捨て、残しておきたいものは分類別のファイルに整理して
   おきましょう。

 ◆子どもの人間関係を観察
  個室の場合も、テレビやコンピューターゲームは部屋に置かないという
  ルール、絶対に必要です。
  居間に置くと、子供の友達がたくさん来て、親の生活に支障が出ると思う人も
  あるかも知れませんが、その集団の中のわが子の姿を観察することも、親の
  義務であり特権でもあるはず。

 ◆やがて来る思春期に備えて
  小学校時代は、親にも子にも思春期の準備の時期・・・私が自分の子育て時代を
  振り返って思うのはそれです。
  子どもが思春期になってから、急に慌てても始まりません。
  環境が少しづつ子供に与える影響は、永い時間の中で積み重なり、人を
  形成する一部となります。
  まずは家族の中で孤立しない人間関係、そのために、親は子供にどんな環境を
  与えるのが良いのか。
  そういうことを考えながら、小学校時代の子育てをすると、思春期に なった
  時、親は比較的慌てなくてすむように思います。
  勉強しやすい環境なんて、その次に考えても充分ですよ!

●家が狭い!
 満足に子供部屋のスペースが取れないご家庭もあることでしょう。
 でもそのために、子供に申し訳ないなんて、親が思う必要は全くありません。
 家族皆が、多少の不便さを互いに我慢し合い、譲り合いながら生活する中で、
 子供は思い遣りの心も持てるし、早く自分の力で独立したいという意欲も
 生まれてくるものだと、私は思います。
 (私の反省もこめて、家の居心地が良いと、子供は出て行きませ〜ん)

 〇兄弟姉妹で共有の部屋
  友達などと比較して、子供は文句を言うかも知れませんが、ここは親の強い
  信念で押し切ります。親が自信と信念を持っていれば大丈夫。
  スペースはあっても個室は与えないという親もあるほどです。
  人との協調や、ライバル意識も生じて、良い結果に繋がることも。
  それを左右するのは、親の意識では?

 〇部屋をカーテンや棚などで区切る。
  子供部屋の場合、完全なプライバシーの保護を考える必要はない、と言うより、
  そうならない方が良いのです。
  日曜大工の心得があれば、カラーボックスなどを並べて(地震に備えて
  固定する)、アコーディオンカーテンを取りつけるとステキですね。
  天井や床までピッタリ壁を作る必要なし、隙間大歓迎!

●子供部屋・・・独立させても治外法権にはしない
 〇子供の行動が分かる位置
  いつ出かけて、いつ帰って来たかが、親に分かる位置。

 〇常に家族が行き来する位置
  廊下の奥などではなく、常に家族が通る位置。

 〇多世代同居の場合は、老人の部屋のそばに子供部屋を。
  両者共に孤立感を味あわせてはいけない存在です。
  夜遅くまでうるさくしていれば迷惑になるなど、一般常識や思い遣りの気持ちも
  自然と育つものです。
  (老人に我慢させるのではなく、子供に我慢させる。子供は文句を言うかも
  知れないが、それが常識であることを植えつける。)

 〇スペースのあるなしに関わらず、親のタンスを置くとか、物干しに出る部屋で
  あるとか、親が出入りすることを前提とした部屋にした方がベスト。
  子供はいやがるかも知れないけど、「仕方ないの、置かせてね。」
  低年齢の頃からそういう環境で、親が信念を持って対応していれば、子供は
  文句を言いながらも順応します。

 〇子供部屋に鍵は不要!
  これは私の過去の経験上、つくづく思います。
  思春期になれば、鍵があれば掛ける→親を拒否→密室化・・・
  当然の流れです。
  食事が終われば部屋へ。会話を持ちたい時にも、「うるさい」の一言が返って
  くるだけ。ドアの外で、私は立ち尽くすだけ。
  特に長男の思春期は、ひどかったんですよ。
  幸い、無事に成人してくれましたが、悩みましたよ〜!

●健康と安全に配慮する
 〇風通しの良い部屋
  なんらかの都合で外へ窓を開けることができない場合は、廊下や隣接する
  部屋との境にでも窓をあけて、時々風通しをしましょう。
  換気扇をつけるのも良いですね。

 〇採光や照明には充分に配慮しましょう。

 〇ストーブの位置はベッドから離れた場所、ものが落ちてくる可能性のある
  場所は、絶対に避けること。
  (ティッシュ1枚でも大変なことになります)

 〇へアドライヤーは火事の元。
  電源を差し込んだまま棚の上に置いて、何かの拍子に落ちた時、勝手に
  スイッチが入ってしまう可能性が大きいので、基本的に電源を抜く習慣付けを。
  それができないなら、丈夫な紐を抜け落ちないよう巻き付けて釘に掛けるなど、
  落ちる可能性を最小限にする工夫を。
  両面テープ式や真空式のフックに掛けるのは、取れやすいので危険。

 〇延長コードや器具コードを椅子などで踏むと、コードの中で電線が傷つけられ、
  コードの中で小さな火花が飛び、この火花でコードの絶縁が保てなくなり
  ショートし火災となる危険があります。
  コード類は、動くものの下や、通り道は避けること。

 〇延長コードに差し込む器具
  発熱作用のある器具は消費電力が大きく、熱を持って火災になる危険性
  が高いもの。延長コードを用いる場合は、接続側の延長コードの許容電力と
  各器具の消費電力を親が認識しておく必要があります。

 〇寝る位置は、地震の際の危険を考慮しましょう。
  大きいタンスやピアノのそば、重く堅いものが落ちてくる可能性のある場所は
  避けましょう。
  子供部屋に限らず、落ちて危険なものを高い位置に置くのは避けた環境作りを
  考えていく必要がありますね。

●我が子を非行化させる秘訣12カ条
 子育てについて、非常に面白いサイトを見つけました。
 子育て中の方、ぜひ、ご覧ください。
 http://www3.plala.or.jp/yokosan/hikouka12kajou.htm

──────────◆

今回の原稿を書きながら、子ども部屋を考えるってことは、子どもの精神面、
家族との関係、子育て全般と、どうしても切り離しては考えられないんだなぁと
感じました。

実は私、今ふりかえると、けっこう教育ママで、目先の事しか見ない子育てして
きたなぁと反省すること大!
幸いにも二人の息子は、大きな問題も起こさず大人になりましたけど、それでも、
ずいぶん悩んだ時期もありました。
子育ては難しいものです!
でも喜びも癒しも、必ずあるんだよ〜♪
(16)
ともかく
捨てられない
あなたへ
   ==================▼今日の一口メモ▼==================

分かっているんだけど捨てられない、そんな声をよく聞きます。
「捨てる」についての出版物がベストセラーになるほどの今の日本。
多分、戦前の日本にはなかった悩みなんですよね。
「ものを大切に」とされてきた日本人の価値観と、ものが溢れる現状との
狭間で、皆、身動き取れなくなっちゃってるんですね、きっと。

今回は、「ともかく捨てられない」あなたへ。

●あなたのお部屋、スッキリしてますか?
 スッキリ見える部屋って、家具などの占める床面積が、部屋の総面積の
 25%以下なんですって。
 それ以上増えると、いくら整理整頓をしても、雑然とした感じになって
 しまうんだそうです。オシャレなインテリアが映えるのも、まずこれが基本。
 あなたのお部屋は、何パーセント?

●整理のキカッケ
 結婚や引っ越しで新しい生活が始まる、急に同居人が増える、そうした
 キッカケがあれば、意外と捨てる決断ってつくもの。
 自分にキッカケを作ることです!
 子どもが生まれる、恋人ができた、ダイエットに成功した、なんてプラスの
 キッカケなら、もちろんベストだけど、そううまい具合に行かないのが人生。
 夏休みが始まった、一つ年を取った、靴を1足買ったら入れる場所に困った・・・
 なんて、ちょっとした事でも自分で積極的にキッカケにしちゃいましょう!

●「いつか使うかも」→「捨てられるかも?」「今まで必要だった?」
 モノを減らしたい時、「使うかも思考」でイメージすると、当然ながら捨てる
 決心はつきません。
 「捨てられるかも思考」に、頭を切り替えましょう。
 悩んだ時は、「今まで必要だったことあったかな?」って考えてみてください。

●整理に関する限り、「いつか」は、「いつまでも」と同義語ですよ。

●「とりあえず取っておく」=「そのまま残る」
 頂き物、「好みじゃないなぁ」って思う事ありますね。
 食品なら、必ずその場でお嫁入り先を考えて、新しいうちに人様に貰って
 頂きましょう。人に喜んでもらえるってステキなこと。
 期限のない物は、「処分コーナー」へ。
 バザー、リサイクルショップ、オークションと、しっかり目的を決めて、早急に
 処分しましょう。

●後悔を恐れない
 あの時捨てなければ良かった・・・誰でも、そんな経験はあるはず。
 でも、その後悔の度合いと、スッキリ生活の快適さを天秤にかければ、後悔の
 度合いって、すごく低いはず。
 価値観の方向転換、必要ですよ。

●持っているモノは、今使う
 子どもが結婚する時に・・・なんて、頂き物の鍋や食器類を使わず残している
 方がよくあります。
 これが「モノを増やすコツ」・・・そういうお宅は、必ずそれ以外のモノも、
 溢れているはずです。
 自分がステキって思ったお皿があれば、自分が今、使いましょう。

●モノの置き場は、今決める=「仮に」は禁句
 モノの定位置を決めるって大切な整理の基本。
 買ってきたモノの置き場、それに伴って移動するモノの置き場。
 そんな時に、「ああ、これ使わないなぁ」と思うモノに気付くけど、今までから
 あったんだから、「仮にここに」なんてないですか?
 「今が整理と処分のキッカケ」と考えて、不用と気づいたものはその場で処分、
 それぞれに使い心地の良い定位置を確保しましょう。

●買うこと=処分すること
 例えば、靴を一足買うことは、靴を一足捨てること、常にそれを頭に置いて
 買い物に臨みましょう。
 収納スペースは限られているのです、捨てて良い靴ありますか?

●ストック置き場、入れる前に一思案
 納戸や物置など、比較的余裕のある住まいほど、「ああ、あそこに入れておけば
 いいわ」となりがち。
 使わないモノ、壊れかけたモノまで、何でも押し込む・・・ふと気付いた時には、
 整理のしようもない状態。掃除もできずに、埃やカビが我が物顔。
 残す決断は安易にできるけど、その安心感に甘えないで!

  ●罪悪感と闘う
 お友達の結婚式の引き出物や記念品、気に入らなくて、使うことはないと思って
 いても捨てられませんね。
 これは親しい相手ほど罪悪感が強く、夫の知人だったりすると、意外と簡単に
 処分できたりするかも???
 いずれにしても、一生物置の奥に置いておける訳でもなし、いずれ処分するのが
 目に見えているなら、「今」思い切りましょう。
 もし自分が相手の立場なら、邪魔と思われてまで、保管して貰ってもうれしく
 ないじゃないですか?
 「ごめんなさい」の気持ちをこめて・・・。
 そして、その心の痛みを、人にものを差し上げる時の判断に生かしましょう。

   ●完璧を目指さない
 一度に何もかも、完璧にしようとすると、イヤになっちゃいます。
 ▽その都度捨てる
 ▽小さなところから始める
 ▽何かのキッカケをおおいに利用する
 ▽定期的に捨てる
 この程度の気持ちで、今すぐ始めませんか?

────────────────◆

捨てられない悩み、私もすご〜く分かるんです。
ちょっと極端?と、思いつつ、このくらいの気持ちでないと、捨てる
決断ってつなかないなぁと、自分に言い聞かせながら書きました。
捨てる決断→心の痛み→買わない・持ち込まない・・・ですね?
(17)
染み抜き
シミ取り
の基本
   ==================▼今日の一口メモ▼==================

残暑厳しいとは言え、9月に入ると、アレアレと思っている間に、秋への季節の
移り変わりを感じるようになりますね。
面倒な衣替えも目前。その前に、夏の衣類のチェック。
夏は、薄色の衣類も多く、汗もかきやすいので、シミには要注意です。
クリーニングに出す場合も、こちらが黙っていては、シミが残ったままってことも
多いですよ。
来年も気持ち良く着るために、ちょっと気をつけたいですね。

●ついたら素早く取る、こすらない・・・シミ取りの基本!
 基本的に付けてすぐのシミなら、濡れタオルでたたくだけで、かなりのシミは
 取れるものです。まずは応急手当を忘れないでくださいね。
 シミがついたまま洗濯をすると、広がってしまう事もあるので要注意。
 また、シミは時間が経つほど取れにくくなり、そうなったものを無理に取ろうと
 すると、生地を傷めてしまうので気をつけましょう。

●こするな・広げるな・熱するな・・・シミ取りのコツ!
 シミをこすると、却って周りに広げることになります。
 できるだけ、シミの大きさより小さ目の用具で、外側から内側へと、叩くように
 しましょう。
 またアイロンなどで熱すると、染め付けてしまうのと同じ、要注意ですね。

●シミ取り作業は、シミのついた面ではなく、裏側から!
 つい思い違いしてしまいがちですが、汚れは下に敷いたタオルなどに移すという
 考え方が基本。
 汚れの面に綺麗で吸水力のある布(外出先なら重ねたティッシュでもOK)を
 当て、反対の面から汚れをたたくように落します。(押し出す理屈)

●シミ取り用具
 シミを広げないため、小さいシミは綿棒、大きいシミには、割り箸の先を脱脂綿で
 包んで、木綿等の白い布でくるんだ照る照る坊主の頭のようなものを作ります。
 くれぐれも、シミより小さ目のものを。
 ブラシは、使い古しの歯ブラシを利用してもいいですね。

●家庭でのシミ抜きに必要な薬品など
 油性シミ:ベンジン・アルコール(エタノール)・アンモニアなど
 (布を傷めることもあるので、見えない部分で試してから使用)
 水溶性シミ:洗剤液と水
 薬品などが家庭にない場合は、できるところまでやっておいて、あとは早急に、
 クリーニング店にお願いしましょう。

●シミの種類を見分ける
 何のシミか分からない時も多いですね。
 そんな時は、油性か水溶性かを見分けることが大切。
 霧吹きで水をスプレーして、変化がなければ油性のシミ、水溶性の場合は、水が
 しみこむ、くまどりになる、濃く浮いくてるなどといった変化が見られます。

●使った溶剤は、必ず取り除くこと
 水で堅く絞った布で、充分にたたきます。(シミ取りと同じ要領)
 その後、乾いたタオルで押さえるようにして、水分を十分に取りましょう。
 溶剤の種類を変えてみる時も、前の薬品が残らないよう、同じようにします。
 しみ抜き後は、室内で自然乾燥してください。アイロン、直射日光などは、変色の
 原因になります。
 また、しみ抜きのあとは、できるだけ早く、洗濯またはクリーニングに!

●クリーニングやシミ抜き専門家に依頼する
 着物やドレス、絹製品、高価な衣類、またインク、墨、ボールペン、靴墨、
 口紅などのシミは、基本的に家庭で取ることは困難と考えた方が無難。
 また洗濯表示タグで、水洗い不可のものも、クリーニングへ。
 専門店に依頼する時は、糸でシミの部分を囲んで、分かる限り、何の汚れか
 伝えましょう。

■---シミの種類別取り方---
作業方法は、上に書いた注意を守って下さい。

●コーヒー・紅茶・日本茶
 すぐに、水でかたく絞ったハンカチやタオルでつまみ出すように拭いておきます。
 その後、再び水で絞ったタオルで拭き、落ちなければ中性洗剤溶液か
 アンモニア水でたたきます。
 コーヒーのシミの場合、ソーダ水(甘味のないもの)で拭いても、効果があるんだ
 そうですよ。

●しょうゆ・ソース
 まずすぐに、お湯か水で堅くしぼったタオルでたたいて、色素をできるだけ取り
 除きます。(お湯の方が良い)
 それで取りきれない場合は、中性洗剤を使って取ります。
 古いシミの場合は、根気良くすることが大切。
 それでもなお残ってる場合には、アンモニア5パーセント液を使って、同じ要領で
 落します。
 最初から中性洗剤を使うと、却って落ちない部分が残るので注意。
 最後に、漂白剤を使える素材であれば、漂白してもいいでしょう。

●日本酒・ビール・白ワイン
 まず水で堅くしぼったタオルで、たたいておきます。
 汚れを吸収する乾燥した布を反対側に当てて、十分にたたいた後、更に乾燥した
 タオルで水分を取っておけば、これでまずは安心。
 その後、落ち切れていない場合は、ビールはアンモニア5%液、お酒はアルコール
 10%液を沁み込ませた布で、つまみ出すようにします。
 または水8・酢1・アルコール1の割合で、根気よく下に敷いたものにたたき出す
 ようにしても効果があります。

●赤ワイン
 すぐに、水でしぼったタオルで軽く叩きます。
 次に、上からシミが全部かくれる程度の塩をかけて、塩にワインの水分を
 しみこませます。塩が赤くなったら、よく払い落してから、もう一度、堅く
 しぼった濡れタオルで、たたくように拭きます。
 また、赤ワインのシミの上に、すぐにシミと同量の白ワインをかけた後、濡れ
 タオルでたたくように拭いて、ワインの成分を取り除くというのも有効。
 この作業を4〜5回繰り返します。
 どちらの方法も、その後すぐに洗濯します。
 それでも気になる場合、漂白剤の使える素材であれば、漂白してください。

●バター・マーガリン・マヨネーズ
 つけたらすぐに、ティッシュペーパーでつまみ取って汚れを取ります。
 その後、アルコールを浸した布でつまんで拭きます。
 住まいの洗剤などをぬるま湯に溶かしてブラシでたたき出してもOK。

●カレー
 まずは、ティッシュなどで表面の汚れを吸い取っておきましょう。
 その後、中性洗剤を薄めた液をブラシにつけて、よくたたいて油脂分を落とし、
 固形石鹸をつけてたたき、シミを落します。
 それで取れない部分は、アルコール10〜20%液を使います。更に汚れが残る
 場合はシンナーや漂白剤も使ってみます。(素材によって傷むので注意!)
 かなり厄介なシミです。
 特に高価なものや絹ものなどには、付けないように注意したいですね。

●牛乳
 熱湯やアルコール類を使うとタンパク質が固まって取れなくなるので注意。
 洗えるものは水洗い、洗えないものは、綿棒などに中性洗剤の薄めの液を
 つけて、叩き出します。

●肉汁など
 焼き肉のタレや肉汁などは、ブラシにベンジンをつけて、シミの部分を
 軽く叩いて、まず脂肪分を落します。ベンジンが蒸発した後、残っている
 たんぱく質を、洗剤または石鹸液を使って落します。

●果汁・ジュース・コーラ
 外出先なら、水でかたく絞った布で、しっかりたたいておきます。
 その後、中性洗剤の薄め液で、それでも残る時は、オキシドールか
 アルコールをガーゼに含ませてたたき、下のあて布にシミをしみ込ませる
 ようにします。色素が残ったら、漂白できる素材は漂白します。

●汗ジミ
 素早く汗を落としておくのが汗ジミを残さないコツです。
 帰宅したら、すぐに裏返してハンガーにかけ、脇の下や襟など汗をかき易い
 部分に、水を霧吹きでスプレーします。
 (特にひどい場合は、酢を二倍に薄めてからスプレーしてから)
 吹き付けた水分を、タオルではさむようにしてたたいて、水分を取り、
 風通しの良い場所に陰干ししておきましょう。
 古い汗じみの場合は、メチルアルコールを二倍に薄めた液で湿した後、残った
 色素をオキシフル10パーセント液で酸化漂白します。
 (薬品使用は素材に注意!)

●血液
 外出先なら、まずは水でつまみ出しておきます。
 色素が薄くなったら、オキシドールをしみ込ませたガーゼでたたきます。
 洗えるものは、中性洗剤入りのぬるま湯につけてから洗い、最後に漂白剤を
 使える素材は漂白します。
 この他、大根の切り口でシミの部分をたたくという方法も。

●カビ
 ブラシでカビを払ってから、水で絞ったタオルでふき取り、太陽に当てて
 菌を殺します。(カビの菌を広げないよう注意)
 絹・ウールはエタノールで、木綿・麻は漂白して、殺菌します。

●泥はね
 泥の場合は、乾くまでいじらない事がポイント。
 充分に乾いたら、ブラシでこすり落とします。この後、中性洗剤で洗濯。
 あとが残ったら、ウールは中性洗剤、絹ものはアルコールででたたき、
 麻・木綿は漂白します。
 ただし晴れ着の場合は、専門店に任せた方が無難です。

●香水
 消毒用エタノールで叩きます。こすって広げないよう注意。

●ファンデーション
 まずは、爪かブラシでたたき、浮いた粉を十分に払い落とします。
 中性洗剤溶液、ベンジン、エタノールなどをブラシにつけてたたき出し、
 水で洗剤分をふき取ります。

●ガム
 まず、ひっぱったり下手に触らないこと。
 裏側からポリ袋に入れた氷を当て、ガチガチに固くなったら、爪などで
 はがします。
 残った部分は、シンナーをブラシにつけてたたくと良いでしょう。

●尿
 水でかたく絞ったタオルで、できるだけふき取ります。
 これを何度か繰り返してから、洗剤液で拭くか、または酢をたらした液で
 拭いても効果があります。

■---厄介なシミの場合---
基本的に専門店に出すのがベストだけど、子どもの体操服など、買い換えた
方が安上がり、でも少しでもマシになれば・・・という場合。

●とにかくチャレンジしてみたい時
 古いシミで何のシミか分からない、でも専門店に出すほどでもないという場合、
 ダメ元でチャレンジしてみる方法。
 ベンジン→アルコール→水→洗剤→アンモニア水→酢酸→漂白剤の順番に
 やってみましょう。
 くれぐれも、薬品を変える時には、先の薬品を充分に取り除いてから!

●墨
 完全に取りたいという場合は、最初から専門店に出すのが無難。
 それほどでもない場合は、汚れを広げないよう注意しながら、水を含ませた
 タオルでたたきます。
 次に固形石鹸をつけてもみ洗い、ご飯粒+洗剤液をつけてもみ出すように
 洗って、もう一度固形石鹸で洗います。この作業を根気良く繰り返すと、
 かなり薄くなります。

●クレヨン・靴墨
 絶対にこすらない!
 粉末クレンザーがあればふりかけ、軽く押さえてから、こすらないように
 粉をはたきます。消しゴムも効果があります。(汚れていないもの)
 いずれも汚れを広げないよう注意。
 さらに落ちない場合は、布を敷いた上で、洗剤液かエタノールを含ませた
 ガーゼか綿棒でたたいて油分を取ります。

●チョコレート・口紅
 広げないよう注意して、ティッシュなどで、できるだけつまみ取ります。
 次にアルコールか中性洗剤をブラシにつけて叩きます。
 それでも落ちないときは、使用可を確認してから、部分漂白を。

●朱肉
 下に布をあて、住まいの洗剤をつけた綿棒で表面からたたいて汚れを、下の
 布に落とします。
 残った色素は、エタノールをガーゼに含ませ、叩き出し、最後は漂白剤で。

●ボールペン
 布地の表にタオルを当て、エタノールをしみ込ませたガーゼで、裏から叩きます。
 それでも汚れが残ったら、オキシドールで。(赤も同じ)
 漂白剤も効果があります。

●マジックインキ
 住まいの洗剤を綿棒に少し付けて叩き、その後、お湯で洗剤分を充分に
 落します。それでも汚れが残ったら、オキシドールで。
 布地に合った漂白剤を使っても効果があります。

●ペンキ
 水性のペンキは、すぐなら水で取れますが、時間が経つと密着して取れなく
 なってしまいます。
 油性ペンキの場合は、シンナーで汚れをゆるめてから、ヘラで取ります。

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※「アルコール」は広義には,エチルアルコール,メチルアルコール,
 プロピルアルコールなどのアルコール類の総称です。
 しかし、一般的にはアルコールといえば、エチルアルコールをさします。
 「エチルアルコール」は国際化学命名法の呼び名で、「エタノール」は慣用名、
 日本語名称では「酒精」と呼びます。
(18)
夏物の片づけと
お手入れ法
   ==================▼今日の一口メモ▼==================

いよいよ、夏物ともお別れ。
今年お世話になった日用品や衣類など、夏物を来年もまた気持ち良く使うため
今日は、夏物のお手入れのお話を。
俳句に「忘れ扇」という秋の季語があります。
頻繁に使っていたのに、秋がきてバッグの底に忘れ去られたままの扇・・・
家中、「忘れ扇」だらけにならないように!

◆-----------------------【日用品】

●日傘(綿・麻など)

 ▽晴雨兼用
  汚れがあれば、広げた状態で、衣料用液体洗剤を薄めたものをスポンジに
  付けて軽くこすり洗い、洗剤液を充分に除去し、広げて陰干しで乾燥。

 ▽日傘専用(防水性のないもの)
  衣料用液体洗剤を薄めた溶液でぞうきんを固く絞り、広げた状態で傘全体を
  軽く手早くたたき、水で固く絞ったぞうきんでたたいて、洗剤分を除去、
  乾拭きしてから広げたまま陰干し。

 ▽乾いたら、紙などに包んで保管。
  包装紙を利用するときは、印刷面が傘に接しないように。
  ストッキングをカバーとしても良いでしょう。

●海浜用品
 ▽浮き輪やビニールプール、ビーチボールなど水で十分に洗います。
  日焼け止めのクリームやオイルなどがついている時は、中性洗剤で洗って
  水でよくすすぎます。
  陰干しして隅々まで乾燥後、ベビーパウダーをはたき、紙に包んで収納。

 ▽水着
  薄めた中性洗剤で押し洗い。シミがあれば部分的によく洗います。
  15秒ほど脱水→陰干しブラの部分には詰め物をして、形を整えて収納。

●布製帽子
 手洗い可の表示なら、中性洗剤溶液で洗います。
 ひどい汚れ部分は、固形石鹸をブラシにつけて、たたいて汚れを取ります。
 すすいだあと、15秒脱水、化学糊をつけて陰干しします。
 この時、ざるなどにかぶせると形がくずれません。
 最後に洗濯表示タグに従って、アイロンで形を整えます。
 中に詰め物をして、形が崩れないよう、箱や袋に収納します。

●麦わら帽子・バッグ・バスケットなど
 まず、全体をブラシ掛けし、埃を取ります。
 次に乾拭き、汚れが気になる場合は、台所洗剤を薄めた溶液で堅く絞った布で
 よく拭いた後、水拭きで洗剤分を取り去ります。
 いずれも、目に沿って拭いてください。
 帽子の内側のテープ部分はベンジンで拭きます。
 中に詰め物をして、型崩れに注意して収納します。

●すだれ
 まずブラシで埃を十分に取ります。

 ▽高級品・天然素材
  住宅用洗剤溶液を布につけてかたく絞り、表裏とも何度も拭きます。
  次に水拭き、乾拭き、陰干し。

 ▽ビニール
  埃を取り、洗剤液をつけてブラシで洗い、水をかけてすすぎ、陰干し。

 ▽両方とも紙などに包んで収納。

●い草座布団や床マットなど
 マットはざっと掃除機をかけ、座布団は軽くはたいてホコリを落とします。
 台所用洗剤を薄めた溶液で、ぞうきんを固く絞って拭きます。
 繊維の間の細かい部分は古歯ブラシを使うといいでしょう。
 水拭き、乾拭きをしてから陰干しし、日光の当たらない場所に、紙に包んで
 収納します。

●籐製品

 ▽バッグ
  ブラシで埃を取り、汚れた箇所を硬くしぼった布で目に沿って拭きます。
  汚れがひどければ、台所洗剤を薄めた溶液で、また特に取っ手のひどい
  汚れは、布に固形石鹸をつけてふき、いずれも水ぶきで洗剤分を充分に
  取り去ります。

 ▽椅子や家具
  まず、掃除機の丸口ブラシで編み目にたまったホコリを取ります。
  水で固く絞ったタオルでさっと拭き、汚れが気になる部分は、台所用洗剤を
  薄めた溶液でタオルを固く絞って拭いてから水拭きします。

 ▽両方とも、乾いたタオルでしっかり水気を拭き取り、しばらく風通しの良い
  場所で陰干しして乾燥させ、紙などに包んで保管します。

●扇風機
 掃除機の丸口ブラシや化学モップなどで埃を取ります。
 羽根やガードなど取りはずせる部分はすべて外します。
 (説明書を読みましょう)
 住まいの洗剤を薄めた溶液でぞうきんを固く絞り、本体や取り外した部品を
 丁寧に拭きます。
 水で固く絞ったぞうきんで水拭き、乾拭きで仕上げます。
 風通しの良い場所で乾燥させ、取り外した羽根などを取り付け、ビニール袋や
 カバーをかぶせて収納、保管します。

●エアコンの手入れについては、バックナンバーをご覧ください。

◆-----------------------【衣類】

●夏物は、目に見えない汗や汚れがついているものです。
 一度でも袖を通したものは、必ず洗って収納が原則です。

●自宅洗い?クリーニング?と迷う時
 自宅での洗濯は、洗濯表示タグで手洗いできるものであることを、必ず確認
 しましょう。
 またアイロン掛けが必要かどうか、必要な場合、自分にできるかどうか
 考えてから、やってみましょう。
 私自身の判断基準は、今年買ったもので外出着は、ひとまず敬遠。
 (一応大丈夫ではあるけど、どことなくシャキッとしない感じがして)
 何年か着て、もういいかなって場合、さらに自分でアイロン掛けができると
 判断した場合にチャレンジします。
 軽く手洗い、またはネットに入れて、脱水はあくまでも超短時間!

 ▽ポリエステル製品
  型崩れしにくく、アイロンかけも殆ど必要なく、しかもプリーツや折り目は
  取れにくいという非常に扱いやすい繊維です。
  ただし、他のものと一緒に洗うと、その汚れがつき易いという点だけ注意。
  特に淡色のものは、単品で手早く洗ってしまいましょう。
  私も先日、白のスラックス、シミなどの部分だけ手でつまみ洗いして、その後、
  短時間洗濯機にかけて、絞り時間も短時間。そのまま干して、アイロンは
  かけずに、きれいに仕上がりましたよ。

 ▽楊柳クレープなど、縮み加工の製品
  最近、新しい素材や加工法が登場して、今まで家庭での洗濯は無理と
  言われてきた縮み加工を施したものの中にも、洗濯できる製品も多くなって
  きました。洗濯表示タグを確認して、チャレンジしてみてもいいかも。
  アイロン仕上げをしなくて大丈夫なものなら、さらに安心ですね。

 ▽麻製品
  洗濯表示が手洗い可で、淡色の場合は、家でも可能です。
  絶対にこすらないこと。毛羽立って風合いが台無しになってしまいます。
  洗濯もすすぎも、押し洗いの手洗いが安心です。
  何回か水を替えてすすぎ、泡が出なくなったら、バスタオルなどの上に広げて
  タオルではさみ、トントンと軽く叩いて水気を切ります。
  パリッとした触感を大切にするため、柔軟仕上げ剤は用いず、化学糊で仕上げ、
  脱水も短時間。陰干しして、アイロン掛けをします。
  洋服に限らず、テーブルセンターや暖簾なども、同じ要領で。
  最初に色落ちチェックを忘れないで!

 ▽ワンピースの洗濯法
  夏はワンピースを着ることも多いですね。家庭での洗濯の要領を。
  (1)裾からたたきつけるように振り洗いしながら、上身ごろまで沈めます。
  (2)肩部分、ウエスト部分をつかんで、全体に水が通るように、前後・上下に
   振り洗いします。
  (3)たっぷりの水で2回ほどすすぎ、好みによって柔軟仕上げ剤、糊付けなど
   仕上げをして、伸ばさないようまとめて取り出します。
   合繊はそのままハンガーに干します。
  (5)ニット15秒、木綿1分くらい脱水。振りさばいてから陰干しします。

 ▽糊について
  昔からあるでんぷん糊は、木綿のワイシャツや浴衣、シーツなどをパリッと
  硬めに仕上げたい時に適します。
  ただしカビが生えたり変色、虫食いの原因となる可能性があるので長期保存
  には不向きです。
  化学糊は、硬さも調整でき、どんな素材にでも使え、カビも生えないので
  安心して使えます。

 ▽色落ちチェック方法
  衣料の下に白い布をしき、目立たない部分(ぬいしろなど)に、洗剤原液を
  つけた白い布でたたき、布に色が移らないか調べます。
  布に色が移った場合は、家では洗えません。
  ※染色の悪いものは、水に入れるだけで、色落ちするものもあります。

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前回のシミ抜き法のメールマガジンが、早速お役に立ったという、うれしいお便りを
YSさんから頂戴しました。
4才のお子さんが、知らず知らずに、ガムをシーツの上に落し、そのまま一晩過ぎて
翌日に発見。手で引きはがした後で、メルマガが配信されたとのこと。
その後、YSさんは大奮闘されたのです!
 (前略)
 しかし・・・記事には冒頭に「まず、ひっぱったり下手に触らないこと」
 とあります。すでにさんざんいじってしまいました(苦笑)。
 でも、諦めずに裏から氷で冷やし、忍耐強く爪で剥がしたところ、かなりきれいに
 なりました。
 あとは、シーツの繊維に入り込んでしまっている微量のガムです。
 そこで、裏から氷で冷やしながら、ガムテープの粘着力を利用して貼っては
 剥がしを繰り返したところ、本当にきれいに元に戻りました。
 これはガムの量が多すぎると、逆にこびりつかせてしまうのですが、最後の
 最後、ほんの微量だったため効果があったようです。
 いずれにしても、お陰さまできれいなシーツに戻りました。
 (後略)
諦めず、とっても根気強くされたYSさんに拍手!
この主婦精神、私も、見習わなくてはと思いました。
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